平成13年ふづき(7月)30日

 なんと、7月もあっという間に終わってしまうというときにようやく登場いたします。
この7月は、あついあついと、フーフーいっているうちに時間がたってしましました。
といっても、なにやかややっていたのです。
 月初めには、『小松左京マガジン』最終稿のチェック、第二週には、未来学会の理事会やら、大阪で主催している勉強会「フロンティア3000研究会」、そして赤穂に二度も足を運びました。この春金沢大学から東京大学に移った福島智君と久しぶりに大阪であったり、結構外にでとったのですよ。そのたびに、「あち〜」といってました。
 赤穂には、赤穂ロイヤルホテルのオーナーがEXPO'90花博の迎賓館に飾ってあった洋画14点を持っていらっしゃるということで、お披露目の展覧会企画で出かけたのです。忠臣蔵四十七士と塩で有名なところですが、相生駅から豊かな千種川をくだり、海沿いの町は人口5万人。赤穂城跡と大石内蔵助をまつった大石神社、塩田跡の海浜公園、海には牡蛎の養殖棚、浜辺の海水浴場に泳いでいる人は5人くらい。ほとんど人影をみることはありません。それでも、NHKの大河ドラマ「元禄燎乱」のときには、中村勘三郎、宮沢りえはじめ、大勢のスタッフでにぎやかだったそうです。そうだろうな。昼間からその辺をうろうろしている人なんて、普段はいないんだから。 

 来月は18日、19日のSF大会ですぎていくでしょう。
しかし、『小松左京マガジン』第4巻の仕込みもしなければなりません。
当分この暑さは収まりそうもありませんな。
みなさんも無理なさらぬよう。私も、できるだけ家でステテコ姿でいるようにいたします。


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