平成12年はづき(8月)XX日

5日、6日のZeroConは、2000名近い参加者だったとか。ゲストも200名近く、プログラムが盛りだくさんすぎて、みたいものがダブっていて困った人が多かったと聞く。私も5日の午後1時からとり・みきとの「日本の伝奇」について対談したのだが、その裏で、高千穂遥たちがやっていた「ぬえの秘密暴露」がみたかった。
「SFの20世紀」リレー座談会では、午後3時から「SFマガジンの生んだ作家たち」のセッションに参加したのだが、石川喬司さんが持ってきた「SF作家クラブ発足の会合」記録テープを流した。福島正美さんのなつかしい声が聞こえた。豊田さんは、「いま聞いても、怖いな」といっていた。
会場のパシフィック横浜は、以前の「はまこん」とおなじだが、こんど泊まったパン・パシフィック・ホテルには、まいった。新しい、リゾート気分満点のしゃれたホテルなのだが、どこも「禁煙」。特にあきれたのは、中華料理店で「禁煙」だったこと。あんまり腹が立ったので、部屋に帰ってしまった。いろいろと段取りしてくれたカッチャンにはわるかったが、あんまりだよ。喫煙者は、バイ菌か。
まあ、部屋からの景色は最高だったので、ルームサービスでのんびりするのが、正解だったね。島根県立大学の先生になってしまってなかなか会えなかった豊田さんとも、ゆっくり話ができた。私の古希を記念してスタートさせようと思っている「小松左京マガジン」についても、相談した。もう少し、具体的になったら、みなさんのご協力も期待したい。


(前月に)